会頭挨拶

 第43回日本小児皮膚科学会学術大会の会頭としてご挨拶申し上げます。会期は2019年7月20日(土)〜7月21日(日)の2日間で、埼玉県大宮駅西口から徒歩2分の「ソニックシティ」で開催いたします。1977年から開催されている歴史ある学会をさせて頂けることを大変光栄に存じます。副会頭の片桐一元皮膚科教授と共に魅力ある有意義な学会にしていきたいと思っております。
 今回のテーマは「皮膚から全身を診る~小児科と皮膚科のコラボレーション~」としました。お子さんに皮膚疾患がみられた場合にかかるのは皮膚科か小児科ですが、皮膚症状が先でも実は全身性疾患がみつかるケースや、逆に全身症状が主体で小児科医が先に診て色々な検査でも診断がつかずに皮膚生検で確定診断できるケースもあり、まさに皮膚科と小児科の連携が必要になる分野です。日本小児皮膚科学会は2018年現在の会員数が1,545人でそのうち皮膚科医が61%、小児科医が30%です。本学会はその意味で大変有用な学会といえます。皮疹が主訴の全身性疾患としては、若年性特発性関節炎や全身性ループスエリテマトーデスなどのリウマチ疾患、クリオピリン関連周期熱症候群などの自己炎症性疾患、川崎病やIgA血管炎などの血管炎症候群、種々の感染症、白血病やランゲルハンス細胞組織球症などの腫瘍性疾患、母斑や血管腫など多岐にわたる疾患があげられます。「皮膚の疾患」はまず眼で診て診療するので医師と患者やその保護者とは同じものをみており、まず「これは何でしょうか」と答えをすぐ要求される難しい分野です。経験に勝るものはありませんが、学会での特別講演や発表を聴くことにより知識を整理し新知見が得られて診療に役立てられると考えで、幅広い分野での特別講演、教育講演、シンポジウム、セミナーなどを企画しております。
 埼玉県は東京都のすぐ北に位置するベッドタウンが多い県です。特に大宮駅は昔から北の玄関口である上野からJRに乗って19分で着く埼玉県の大きな駅で有名です。東北・上越・北陸新幹線の分岐の駅ですが、近年、JR上野東京ラインが開通し東京駅から25分、品川から30分、羽田空港からはモノレールまたは京浜急行を利用して約70分、さらに、JR埼京線・湘南新宿ラインで池袋から26分、新宿から31分と利便性が高い場所です。大宮には鉄道マニアに人気の鉄道博物館(2018年新館オープン)があります。サッカーの日韓ワールドカップの時に建設された埼玉スタジアム2002は2020年東京オリンピックでもサッカー会場として使用される予定です。コンサートやアイスショーで使われている埼玉スーパーアリーナは、格闘技の聖地として有名だそうです。また、日本の盆栽は世界的にBONSAIとして有名で大宮盆栽村には多くの外国人が訪れています。少し足をのばせば宿場町川越があります。学会終了後には観光もお楽しみいただければ幸いです。
 未来をになう子ども達のために、小児科医と皮膚科医で親睦を高めて熱いディスカッションをかわす有意義な学会にしたいと鋭意準備中です。
 多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

2018年12月吉日



事 務 局:獨協医科大学埼玉医療センター小児科 《事務局長》板橋 尚
      〒343-8555 埼玉県越谷市南越谷2-1-50

運営事務局:株式会社コンベンションアカデミア
      〒113-0033 東京都文京区本郷3-35-3 本郷UCビル4階
      TEL:03-5805-5261 FAX:03-3815-2028  E-mail :jspd43@coac.co.jp